産土 2024香子|四農醸 1月31日全国一斉発売
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その名は「カバシコ」穂増が天下第一のと言われはじめた世界初の先物取引所「堂島米会所」が設立された享保時代の在来種肥後米「香子」。圧倒的な香りを纏った在来種の世界
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白桃のような上品で濃厚な香り。酵母よりも香子の香りがしっかり残った、従来の日本酒にはなかったペアリングの世界がさらに広がる。享保時代に九州一円に広がった。古代米「香子」で醸した産土。この香子は穂増よりも古い世代で、このお米で造った日本酒は、今までのものとは全く異なった個性を持っています。
酒を口に含むと、遅れてふくよかな香りが広がる。たとえていうなら、白桃のような上品で濃厚な香り。これは酵母の香りではない香子本来の香りがしっかりお酒に残っている証拠。そんな個性的なお酒なので、合わせる料理にしても、今までの日本酒にはなかったペアリングが成り立つはず。ぜひそれを探求していただきたい。
そのためにもまずは香子が持っている個性とそのポテンシャルを感じていただきたい。そして私たちはお米の個性を大切にしながら、さらに香子の魅力を引き出していきたい。
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香子を蒸すと隣近所にまで高貴な香りが漂う。穂増よりも魅力的な野生が特徴。食米の可能性を広げるための米を皆様にお届けしたい。香子は本当に香りの子なのです。その名の通り香りが素晴らしい。このお米で日本酒を仕込んでいるときには、隣近所にまで香りが漂う。
江戸時代には高級な米とされ、お客様などには普通の米に5%程度「香子」混ぜ香り付けをしていた歴史がある。穂増同様に野性味を感じ、根を張る力が強いので土からどんどん栄養を吸収するが今年はまだわずかで貴重な香子。来期はもう少し増やしていけるのではないかと思います。天下第一の肥後米と言われた江戸時代の肥後ノ在来種「香子」その素顔としてのお米そのものの特徴を知っていただきたい。個性の強いお米だからこそ、とてつもなく相性の良い料理があるかもしれない。
香子が秘めている可能性をお楽しみください。
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