花の香酒造『肥後御国酒 赤酒 花ノ香』の完成のご報告
『肥後御国酒 赤酒 花ノ香』の完成のご報告
近年、私達の哲学産土を通して沢山の気付きがあり、その中には、熊本が水の都である由縁。
これは9万年前阿蘇山大噴火が生み出す大自然の恩恵と、清正公の河川改修や治水工事のおかげです。
さらに清正公は、熊本の農業政策としても、私達の地元であります菊池川流域における灌漑用水の整備を行って頂いた事で、菊池川流域では沢山のお米が栽培できるようになりました。
その結果1730年に設立された大阪の堂島米会所で天下第一の米『肥後米』として名を馳せ、将軍や横綱への献上米・進上米として重宝される訳です。
清正公が亡くなられた百数十年後の世、江戸時代に肥後米が天下第一の米として全国で名を馳せ、現代においてもなお感謝される偉業を果たされ、
とても尊く素晴らしい事であり、その偉業なければ花の香酒造『産土』の今日もありません。
清正公が大切に守られた『肥後御国酒 赤酒』。
今回我々は、感謝の気持ちとして、清正公が整備された菊池川流域の素晴らしいお米と、一切何も添加しない江戸時代の醸造法で醸した『赤酒 花ノ香』その完成のご報告と奉納を行わせて頂きました。
これから、私達も清正公をお手本に、熊本の伝統文化を守り発展させ、『数百年後の世に息づくものづくり』を大切に精進して参りたいと思います