産土アーカイブスUbusuna Archives
産土ポッドキャスト -ubusuna- #episode3
第三回|1人目のゲスト「新政酒造8代目 佐藤祐輔さん」との対話|第三話
-秋田の新政の産土は?
無農薬をやろうと思って、鵜養(ウヤシナイ)という川の上流の土地と出会たことがはじまり。
佐藤@ ウヤシナイは無農薬を始めてから探しだした。アイヌやマタギに由来する土地。がちがちの花崗岩の岩盤。どんな土地か歴史を調べ、過去に無かったものはできるだけ使わないようにしている。
-テロワールや自分らしさを求めてフランスブルゴーニュへ。
でも答えは和水町にあった。
神田@ フランスの旅で見つけのは、先人たちへ敬意と、ワイン生産者たちの哲学だった。だったら答えは和水町にしかないと思った。帰国後、産土の言葉と出会った。
-味はどんどん変わっていく。挑戦する蔵を応援するという「つながり方」もお客さんにとっての幸せ。
神田@ 花の香の酒づくりは和水町に寄り添いながらこれから変わっていく。
佐藤@ 変わっていく中で、ポリシーを純化していく中で技術を磨いて、おいしく飲んでもらう努力をする。そのことを理解して蔵を応援するというつながり方もお客さんにとっての幸せになるはず。
-科学ではなく、自然や、伝統が新しい酒につながる。奇跡的なトライから「なにか」が現れれる。
佐藤@ 同じ米、同じ設備、同じマニュアルで日本中どこの蔵の酒も美味しくなったが、そこから、さらに新しい世界が切り開けるか?それより生酛、無農薬、天然酵母などの奇跡的なトライから「なにか生まれる」ことに可能性を感じる。
-テロワールでもバイオダイナミクスでもない
我々の「産土」で勝負をしたい。
南と北で取り組みを続けていく。
佐藤@ 産土を説明するのに用語は使わない。僕も産土を広めるので九州は花の香が先陣を切って広めて行きたい。
神田@ ぜひ!
産土ポッドキャスト -ubusuna- #episode3 2021.09.01
第三回|1人目のゲスト「新政酒造8代目 佐藤祐輔さん」との対話|第三話
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